2013.05.30更新

 離婚事件は、法律相談の中でも多い割合を占める案件です。
 離婚の相談者の多くは、既に別居中、もしく別居を考えておられる方々なのですが、意外とご存じないのが、別居中も婚姻費用の分担、すなわち生活費の分担を請求できるということです。
別居中の経済面は大きな問題です。別居中であっても日々の日常生活にはいろいろと費用がかかり、この費用の問題をクリアしないと別居中の生活が維持できなくなります。
 この点、法的には、ひとたび婚姻関係に入ると、それが法的に継続している限り、別居していようが法律上の義務として婚姻費用の分担義務があるのです。
 ですから、夫婦の一方の収入がない、もしくは少ない場合、夫婦の他方は別居を理由に生活費等の婚姻費用の支払いを拒むことはできないのです。
 具体的な金額は、当事者の合意があればこれに寄るのですが、合意に至らない場合には家庭裁判所の調停を利用してこれを決めることになります。

 以上、大阪の弁護士北畑瑞穂のブログでした。

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