2016.09.11更新

赤

だいぶん前ですが、「路上で果物ナイフを所持したとして、和歌山県警和歌山東署は、和歌山市危機管理局長の●●容疑者(59)を銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。」

「逮捕容疑は、3月20日午後10時10分ごろ、自宅近くの路上で刃渡り約9センチの果物ナイフ1本を所持したとしている。容疑を認めている。」

 「和歌山東署によると、●●容疑者はこの日、市中心部の繁華街で酒を飲んだ後、一人でタクシーに乗車。自宅近くで料金を払って降りたが、酔いつぶれて道に座り込んだため、運転手が110番通報した。駆け付けた署員が身元確認のため山田容疑者のリュックサックを開け、さやに入ったナイフを見つけた。●●容疑者は「持つのは勝手やろ。何が悪いんや」と話しているといい、同署は動機などを調べている。」という報道がありました。

 銃砲刀剣類所持等取締法第22条 は、刃体の長さが6cmをこえる刃物については、「何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、これを携帯してはならない。」と定め、これに違反した場合は2年以下の懲役又は30万円以下の罰金を設けています。

「業務」とは、刃物を使うことが業務にあたる場合(例えば調理師さんが職場に行くために包丁をバッグに入れて持ち歩くなど)をいいます。

  「正当な理由」については、「護身用」とか「ただ何となく」とかは正当な理由とは認められません。

「正当な理由」として、例えば、店から包丁を購入して自宅に持ち帰るような場合はこれにあたりますが、もしその途中に警察管に職務質問、所持品検査された場合に備えて、説明のために、包丁を購入した際の領収書やレシートを保管しておくべきでしょう。 

また、キャンプや釣りで刃物を使うため、というのも一応正当な理由には該当しますが、これも怪しまれないために、むき出しで持ち歩くのではなく、厳重に梱包して持ち歩くのが無難です。

また、キャンプや釣りが終わった後、刃物を車に積みっぱなしにしておいたら「正当な理由」には該当しないので、その際に不運にも職務質問されたら、逮捕の憂き目にあう可能性も、、、キャンパーや釣り師の方々は、くれぐれもご用心下さい。

 

 

 

投稿者: みずほ法律事務所


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